脂漏性皮膚炎では、鼻筋や小鼻の脇、鼻先が赤くなったり、鼻の下の皮がむけたり、患部の炎症がひどくなるとかゆみが出ます。患部を掻いてしまってカサカサになることもあり、症状によってはアトピーと間違えられることもあるようです。
もともと皮脂の分泌が多い鼻の周囲は、皮脂を好むマラセチア真菌といわれるカビの一種が増えるなどして炎症がおこりやすくなっています。脂漏性皮膚炎が化膿してしまうと、吹き出物になる場合があります。
鼻の脂漏性皮膚炎の日常生活での対策としては、代謝を助け皮脂の分解を促進するビタミンB群の摂取を心がけてください。その際、水道水に含まれる塩素はビタミンB1、B2を破壊してしまうので、水には注意が必要です。同様に、肉類、卵、糖分などを摂り過ぎると、ビタミンB群の成分を分解してしまいます。野菜中心の食事が、肌には良いようです。
また、ビタミンCは、皮膚の新陳代謝を促し免疫力を高めるなどの効果を望めますが、ビタミンCはストレスによって簡単に壊れてしまいます。努めて効果的な成分を摂取するよう心がけても、水や精神状態のせいで肝心の栄養素を壊してしまっては、まったくの無駄になってしまいますので、気をつけましょう。
また、鼻に出来る脂漏性皮膚炎の原因が、洗顔剤やシャンプー、リンスなどの可能性も考えられます。一概には言えませんが、合成界面活性剤を配合した洗顔剤、シャンプー、リンスは皮膚への刺激が強すぎるかも知れません。そんな時は、シャンプーなどを替えて、念入りにすすぎをしたら、鼻の症状が改善することもあるようです。
皮脂の分泌が多い鼻の周りでも、原因と疑われるものを一つ一つ取り除いていけば、予防や手当ての効果が期待できるのではないでしょうか。
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